セミリタイア計画について
タイトルの通り、セミリタイア計画についてはざっくりでもまとめておいた方が良いかと思い、記事作成に着手しました。
2次元無能202です。
しかし――正味の話、全然、大した計画ではありません。そもそも、かなり曖昧模糊とした、漠然たる計画になっています。
とりあえず、現在の資産は3250万円です。ここがスタート地点になります。
この資産の大半は、実家を後ろ盾に、家と会社を往復し続ける狂気の呪術によって生み出されました。
ですので、この戦略は今のところ、当たっていると言えます。当面、戦略を変える気はありません。
「実家の経済力を恃みながらこのまま労働を続け、約4000万の資産を確保」→「退職」という、人非人セミリタイアが僕の計画となります。
セミリタイア時期としては、色々な事情を鑑みて、2020年6月辺りを一つの目安として捉えています。
……いやあ、まあ、アレですね。
セミリタイアブログなどと銘打っておきながら、基本、実家に寄生する人非人スタイルで本当に申し訳ない。何より、両親に申し訳ない。
しかし、スヌーピーも言っていました。
「YOU PLAY WITH THE CARDS YOU'RE DEALT…」――「配られたカードで勝負するしかないのさ…」と。
僕自身の能力を言えば、これはもう、どこに出しても恥ずかしいほどの無能です。
学生時代から、勉強もできなかった。運動もできなかった。手先も不器用で、大した学歴もない。想像を絶するほどに女にはモテなかったし、今でも典型的と言えるほどのコミュ障だ。
ああ、そういえば、真性童貞でもありましたね。女と一切関わらずに生きるのが、あまりにも当たり前のことになってしまって、もはや忘れていましたよ……。
要するに、これまで30年以上もの間、僕は輝かしい光の世界とは隔絶された暗闇の人生を生きてきました。
その意味では、配られたカードは劣悪と言える部類でした。配られたカードが悪いぜ、と僕は匙を投げてきました。
だけど、年を取るにつれて、徐々に思うようになったのです。
配られたカードは自分の能力だけではない、と。
まず、僕は五体満足の健康体であり、日本というそれなりに条件の良い国に生まれている。これは何より重要なカードでした。
次に、家は一般的な中流家庭であり、極端に経済的に困窮しているわけではない。
また、家族仲は良く、お互いに助け合える関係にある。
これも実に良カードと言えました。
最後に、確かに僕はどうしようもない無能であり、何をやらせても人並み以下でしたが、そのおかげで恐ろしいほどに女が寄ってきません。だから、結婚という選択肢は、生涯有り得ません。子供も絶対にできません。その上、浪費家ではなく、どちらかというとケチな部類の人間です。
これは一見ゴミ人間の特徴のように見えて実際ゴミ人間の特徴なのですが、「フルタイム労働の地獄からセミリタイアする」という目標一点のみに着目して考えるならば、必須となる最高のカードです。
僕はセミリタイア主義者としては、すでに最高のカードを引き当てていたのです。
そういうわけで、だから、要するに。
配られたカードで勝負して、何が悪いんだよ? 実家に寄生して金を貯めてセミリタイアして何が悪いんだよ? アァン? ということです。
無能すぎて毎日毎日会社に行くのが吐き気がするほどに苦痛なんだから、このままだといずれは会社に殺されてしまいそうなんだから、しょうがねーだろうが! 使えるカードは全部使って勝つんだよ俺はァ! 勝てば官軍、負ければ賊軍なんだよォ! ということです。
才能がある人達は、いいじゃん。自分を恃んで生きていけば。そういうカードが配られているんだから。
才能がない僕は、いいじゃん。実家に頼りながら生きていっても。そういうカードが配られているんだから。
ともかく、冷静に分析すれば僕に配られたこのカードは、十分に勝てるカードです。
つまらない世間体に縛られて、せっかく配られたカードの強味を活かさずに負ける方が勿体無い。
僕はそのように考えます。そのように、言い訳します。