会社で15年前の少女向けアニメの歌を歌っている人がいたら、それは俺です
どうも、会社で15年前の少女向けアニメの歌を(無声で)歌う特異な存在、2次元無能202です。
いや、とは言っても別に、常日頃から15年前の少女向けアニメの歌が脳内に流れまくっているわけではありません。そこまでヤバくはない。
脳内BGM自体は、わりと自動再生されていることが多いのですが、どちらかというと燃え系のチョイスになることも多い。
ちょっと最近のもので言えば、『ジョジョの奇妙な冒険』や『進撃の巨人』が選曲されることもままあった。
ただ、元アニオタの性か。脳内BGMのラインナップに、女児向けや少女向けアニメのOPが混ざることもしばしばある。
本日は『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』という、僕が高校~大学時代辺りに放送されていたアニメのOP『プリティ・ケーキ・マジック』、『ハッピー・ラッキー〜お願いミルモ〜』が流れていた。どちらも、ちょっとまあ、これがなかなかに少女漫画原作アニメらしいキラキラ系歌詞の歌なのですが、何故か脳内に延々と流れて止まることを知らなかった。
女児がこういう状態に陥るのならば良いのですが、三十も半ばのおっさんが、である。
まあ、控えめに言って、キモい。懐古主義的な意味でも、オタク的な意味でもキモいので、二重の意味でキモい。
ただ、ああいう恋愛脳&綺麗事だらけのアニソンが脳内に流れている時は、辛いこともそれほど辛く感じない気がする。
思い返してみれば、ディズニーアニメ『白雪姫』の小人達も「ハイホーハイホー仕事が好きー」とセミリタイア主義者的には看過し難い歌詞を諳んじながら作業をしていた。
事実、歴史を紐解いてみれば、古来より、労働者は退屈な手作業に従事しながら歌い続けてきたと聞く。
そう――労働者は歌うものなのだ。永遠とも思える労働の辛さ退屈さの中で、自ら歌を口ずさみながら、自らの心を慰めるものなのだ。
僕も労働者だ。歌い続けてきた彼ら彼女らの系譜に連なるものだ。
だから、歌う。15年前の少女向けアニメの歌を(無声で)歌う。
ここには何ら不自然なこともキモいこともないのであり、ごくごく当然の帰結なのであって――要するに、もう、会社やめたい。
どうして、歌を歌って辛さを紛らわせなければならないような劣悪な労働に、僕が十年単位で従事しなければならないのか? 理解に苦しむ。
今の会社(けいむしょ、と読む)から脱出して、そろそろ、脳内アニソンライブラリも最新化したい。
労働をやめて、少女向けアニメをも楽しめる心の余裕を取り戻した暁には、自然と脳内アニソンライブラリも最新化される。そのはずなのです。
以上、本日の日記でした。
以下は202の脳内アニソンライブラリにも深く刻まれている『プリティー・ケーキ・マジック』です。
南楓とヤシチは今でも好きです。